望む世界は自分でつくる

子どもふたりと暮らすシングルマザーが、自宅の一室をairbnbで貸して、家にいながら多様性に触れる日々を書いています。4期連続airbnbスーパーホスト。

家を買う!

家を購入したいと思ったことがありませんでした。父に小さいころから「固定資産を持つな。住宅ローンは借金だ」と刷り込まれていたせいで、家を買うのはリスクが高いとずっと思ってきました。それに旅行が好きで、あちこちに住んでみたいという気持ちもあっ…

海外旅行は年に数回のお楽しみ、じゃもったいない

私が数週間にわたる長期の海外旅行を繰り返しできていたのは、育児休暇中だったからです。復職のタイミングで、なおかつ子どもが小学校に上がるときでもありました。子連れだと日程にゆとりがある旅のほうが絶対楽しい。そして、これからは旅行に行けるのは…

さまざまな人生に触れる

それから、さまざまな場所へ行く際はairbnb、カウチサーフィン(旅人を無料で泊めたり、会って遊んだりするサービス)を利用するようになりました。WWOOF(農業を手伝う代わりに宿泊場所と食事を提供してもらう)をしたこともあります。ひとり旅をしていたこ…

人生をシェアしあう

初めてairbnbをゲストとして使った、ここまでの経緯はこちら。 最初の予感通り、その家はとても快適でした。交通の便もよかったし、現地の友人を招いていっしょに夕食を食べることもできたし(コペンハーゲンは外食もべらぼうに高いし、お互い子連れだと家の…

出会って5分の人に自宅の鍵をわたすということ

初めてairbnbでゲストとして宿泊したときのことです。前編はこちら。 homesharing.hatenadiary.jp その日が近づくにつれ、だんだん不安になってきました。実在しない場所だったらどうしよう。寝ている間に身ぐるみはがされて外に出されたらどうしよう。さら…

始まりは自分がゲストだったから

もともと旅行がとても好きでした。ひとり旅が多かったですが、友達や家族と行くことも好きでした。でも、2008年に出産してからはもっぱら子ども連れで行くようになりました。子どもと行くと、「子ども連れの自分」に対するその都市の人の接し方が、ひとりで…

今まで19か国70人以上のゲストが泊まった

今まで我が家に宿泊したゲストは、19か国70名以上にも及びます。受け入れの条件は、日本語か英語で意思の疎通ができること、公的なIDを提出してくれていることのふたつだけです。多いのは韓国、台湾、香港など近隣のアジアからのゲストですが、私が行ったこ…

家に帰ると新しい出会い

2015年の秋、私はairbnbでホストを始めました。自宅の空いている一室(というか、これがやりたくて余分に部屋のある家を買ったのです)を、ネットで申し込みがあった旅行客に貸しています。ベッドルームは個室ですが、リビングルーム、キッチン、トイレ、バ…

ホームシェアリングを始めて感じていること

私が自宅のひと部屋を旅行者に貸し出すようになってから、もうすぐ1年半になります。私は会社員で、子どももいます。フルタイムで働き、なおかつ家事育児もしているので、いつも時間がもっとほしいと思っています。 それでも自宅をひらいて、世界各国から旅…