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望む世界は自分でつくる

子どもふたりと暮らすシングルマザーが、自宅の一室をairbnbで貸して、家にいながら多様性に触れる日々を書いています。4期連続airbnbスーパーホスト。

始まりは自分がゲストだったから

もともと旅行がとても好きでした。ひとり旅が多かったですが、友達や家族と行くことも好きでした。でも、2008年に出産してからはもっぱら子ども連れで行くようになりました。子どもと行くと、「子ども連れの自分」に対するその都市の人の接し方が、ひとりでいるときとは全然違うことに気がついたり(主にポジティブな意味で)、子どもがいなかったら行かなかったような場所に行ったり、そこが意外とおもしろかったりすることに気付いたのです。子どもが話すようになると、旅行先と東京の違いや、なぜそうなったのか、など言葉を交わせるようになり、ますますおもしろくなりました。そうしているうちに子どもと行った場所は11か国、19都市に上ります。

 

初めてairbnbを利用したのは、2013年の春。当時5歳、11か月の子どもたちと2週間コペンハーゲンを旅行したときです。その半年前に1か月ほどタイとシンガポールを子連れで旅行していたとき、子どもと一緒にホテルに長期間滞在するのはしんどいなあと思ったのです。子どもがのびのび遊べるような作りじゃないし、飽きるし、部屋の中ではおもしろくない。なのにお金はめちゃくちゃかかる! じゃあどうしようと考えたとき、子どものいる現地の家庭に泊めてもらえば、遊び相手もいるし、おもちゃもシェアしてもらえるし、子どもが住んでるのだから危険なエリアではないだろうし、私もその国での生活と子育てを一気に見ることができてオトクかも!と思いつきました。コペンハーゲンのホテルはおそろしく高いので、それより高くなることもないだろうとも思っていました。Airbnbのことはネットで読んで知っていたので、アカウントだけ作っていました。

 

探し始めると、すぐに泊まってみたい部屋を見つけました。長男の1歳上の男の子とシングルマザーの家庭。近くに公園もスーパーもあり、バス停も近くて、お風呂はバスタブつき、キッチンも使えるし、なんといってもインテリアがすごくカワイイ!!! そして、コペンハーゲンの標準的なホテルの4分の1以下の値段でした。メッセージのやりとりをしても感じがいいし、私はすっかりその物件に泊まるのが楽しみになりました。