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望む世界は自分でつくる

子どもふたりと暮らすシングルマザーが、自宅の一室をairbnbで貸して、家にいながら多様性に触れる日々を書いています。4期連続airbnbスーパーホスト。

人生をシェアしあう

 

初めてairbnbをゲストとして使った、ここまでの経緯はこちら。

 

 

 

最初の予感通り、その家はとても快適でした。交通の便もよかったし、現地の友人を招いていっしょに夕食を食べることもできたし(コペンハーゲンは外食もべらぼうに高いし、お互い子連れだと家のほうが気楽なのです)、観光に飽きたら近所の公園でピクニックしたり、天気が悪い日は部屋の中でのんびり過ごすのも快適でした。

 

数日して、ホストが帰ってきました。ようやく会えた!と感激しました。彼女の6歳になる息子もとてもやさしくフレンドリーで、我が家の子どもたちとすぐに仲良くなりました。私は彼女にいろいろなことを聞きました。当時、育児と仕事の両立が日本ではハードだと感じており、ほかの国での状況に興味があったのです。彼女は「デンマークでは一般的にこうである」という話と、彼女自身の個人的な話の両方を聞かせてくれました。その話をしているときに私は、住む場所や環境が違っても、同じ境遇である部分に心の底から共感したり、個人的な話が強く心に響いたりすることがあるのだな、ということを思っていました。また、彼女が子どもといっしょに食べているものだったり、インテリアだったり、ライフスタイルそのものにも強く影響を受けました。日本にいると、仲がいい友だちでも数日自宅に泊めてもらってどんな生活をしているかを見る機会なんてそうそうありません。同じくらいの年ごろの子どもがいる家庭というのは、とても発見が多いものです。彼女と話したこと、彼女のゲストに向けられる態度、彼女のライフスタイルすべてが印象的で、数日前までお互い知らなった年齢も国籍も違う相手と、こんなに心の深い部分まで話し合えること、そのきっかけとなったairbnbというシステムはすごいと思いました。

 

帰国する日に、ホストが空港まで送ってくれました。2週間前はひとりで2人の子どもを抱えつつ重い荷物を引き、緊張しながら降り立ったのに、帰りはホストに荷物を運ぶのを手伝ってもらい、談笑しながら空港を歩いたことの対比は、この旅行の象徴的なできごとでした。